幼馴染だからって何でも許されるわけじゃない。
ずっと一緒にいると色んなことが当たり前になって
何でも分かってるつもりになってしまうのだろう。
みなみは面倒見がいい…といえば、聞こえはいいが
実際のところはおせっかいで、口うるさくて、かなりな構ってちゃん。
昔から俺を少し見下しているところがあって、
上から目線でズカズカと平気で心の中に踏み込んでくる。
保育士になってからは余計にガキ扱いしてくるようになった。
「計画性がない」
「空気が読めない」
「女心がわかってない」
「なんでこんなこともできないの?」
「ほんとガキ。まったく成長してない」
「私がいないと何もできないよね」
確かに図星なところもあるけど、
俺にだって言われたくないことだってあるし、
お前にだけは言われたくないってことだってある。
反論しようものなら倍返しだ。
イライラする。
俺の部屋で飲みつぶれたみなみ。
寝顔は可愛い。静かにしてれば可愛いのに。
ちょっとイタズラしてやろう…
布団は剥ぐとパンツ姿…
肌に触れてみたらスベスベで気持ち良くて…
つい股間に触れてしまった。
タイミング悪く目を覚ますみなみ。
「ちょっと嘘でしょ?どうせ何も出来ないくせに。
中途半端に手を出すの止めてよ」
はっ?俺だって男だぞ?舐めすぎだろ。
腹が立った俺はみなみをこてんぱんにイカせることにした。